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ピアノ脳

ピアノという習い事は、学習塾、英会話、習字、スポーツ系などと比較するとHQが突出して高くなると専門家の記事で読みました。このHQというのはワーキングメモリ、一般知能、自己制御、注意力などを含んでいるということで、人として心も体も成長していく幼少期からのピアノは、音を楽しみながら学べるツールなのだなと改めて感じました。習い事となれば練習時間は必要不可欠、音楽が好きにさえなれば"弾きたい欲求"で演奏をする時間は増えます。他楽器でなくピアノである理由として『両手で微妙に違う指の動きができることと、譜面を先読みして覚えて後追いしながら弾くこと』だと聞き、確かに考えてみると、座りながらですが無意識に全身とてもハードな動きをしているのはピアノならではです。意識的にはとても出来ることではありませんから、楽譜に操られながら上手く弾きこなしていくことを楽しんで、結果的に成長にとってよいというのが嬉しい効果。運動で身体が疲れていても弾けるのは、なぜだろう?と思っていましたが、ピアノは脳次第だからなのですね。