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Waldszenen

今日はロベルト・シューマンの誕生日。
当教室にはクララ・シューマンの肖像画ばかりが飾られる中、シューマン夫妻がピアノを間に挟んで佇む画が一枚だけあります。二人が出会っていなければ生まれなかった素晴らしい音楽が、こうしてこの時代にも聴けること、弾けること、ありがたいと感じます。
シューマンの『森の情景(Waldszenen Op.82)』の第9曲"別れ"は、繊細な心や、美しい情景がしっとりと深くまとまりとても好きです。別れといっても哀しい意味でないというのは、一度聴くとわかります。